みかんの皮を使ったお掃除

 

みかんやオレンジ、レモンといった柑橘類には共通したさわやかな香りがあります。この香りの元は、その皮に含まれるリモネンという成分です。このリモネンには、油や汚れを分解する働きがあり、市販の食器用洗剤などでも使用されています。したがって、みかんの皮でこするだけで色々な汚れを落とすことが出来るのです。

 

小さい子どもがいる家庭では、子どもが色々なところに油性ペンで落書きをすることもあるでしょう。そんな時に、みかんの皮を使えば簡単に落書きを落すことが出来るのです。みかんの皮の黄色い側を油性ペンで書かれた落書きに擦りつけると、その汚れが落ちていきます。表面がデコボコしているようなところでは、なかなかきれいに落とすことは難しいかも知れませんが、平らなテーブルの上にちょこっと付いてしまった油性ペンの跡などはきれいに落ちるはずです。

 

また、みかんの皮でシンク掃除も出来ます。みかんの皮で台所のシンクを磨くとピカピカになります。みかんの皮に含まれているペクチンのコーティング作用できれいになります。さらに、みかんの皮は床や靴、金属などもピカピカにすることができます。革靴を磨く場合は、先ずみかんの皮の白い方で汚れを落し、次に黄色い方で磨き上げると良いでしょう。水道の蛇口などの金属部分は、みかんの皮の白い方で磨くとピカピカになります。